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金融機関に勤務。好きなものを自由に記録します。

新NISA1年目の反省と見直し

今年2024年は新NISAが始まったこともあり、資産運用に力を入れた年となりました。合わせてFP1級の取得、CFAの勉強スタートとお金のプロになることも目指し進められた一年でもあります。

2024年は運用計画はこちらでした。

概ねのこ目標に沿って運用できたと感じています。

しかし変わったこともあります。

まず、NISAです。ソニー銀行でNISAをやっていることに変わりはありません。しかし、積立内容は変わりました。当初は先進国とNASDAQを混ぜて運用しようと考えていましたが、将来取り崩し期に「何を何%取り崩す」というのが面倒だなと感じ、NISAは任意のインデックス1本で埋めるほうが合理的だなと感じました。

そのため、現在はニッセイの外国株式インデックスファンドをひたすら積立しています。

なぜ、先進国を積立しているかというと、一国だけでなくより分散させたい、インデックスでの投資なので効率的市場にだけ投資したいと考えた結果、先進国を積立することにしました。本当は日本も組入したいのですが、銘柄は1つにするのがベストなので、先進国にした次第です。(MSCIワールドインデックスに気軽に投資ができるのが理想なんですがね…)

ソニーの保険での積立はどちらも②、③の通り継続しています。特に、SOVANIについてはGI型というアクティブファンドの成績がすごいことになっていて、一部スイッチングをして増やすのもありだなと思っているほどです。保険料控除も合わせて非常に順調だと思います。

最後に金投資についてですが、こちらはやめてしまいました…😥

なぜかというと、金はボーナスなどでジュエリーや現物のコインなどを買うほうが幸福度が高いなと思いました。ジュエリー好きなので、いつかこの積立した金をジュエリーに交換するんだと考え始めましたが、田中貴金属さんのジュエリーを手に入れるよりも、好きなブランドや好きなルースのアイテムを手に入れて使うほうが楽しいんだろうなと。現物のコインも保有していることでモチベが上がりますし、金って口座に保管されているより、手元にある方が幸福感は高いように思います。

ざっとおさらいしましたが、ここらは2025年以降の運用をどうするかについてお話します。ちなみにこちらの書籍を参考にしながら考えました。

引き続きNISAはソニー銀行で継続します。

ソニー銀行には優遇プログラムがあります。そちらで一番上のプラチナランクを目指しているため、しばらくはソニー銀行で進めます。

投信ラインナップも大手ネット証券とは異なり少ないですし、投資信託しか買えないですし、クレカ積立もありません。その代わり、誘惑は少なくただ1つの投信を積立するんだという意思を貫きやすいですし、1つの場所で生活防衛資金の管理も目的のあるお金(車を買うお金など)を定期預金で待機させることもできるのは非常にシンプルで管理しやすいと思っています。

ちなみに優遇プログラムはこんな感じです。

よくSNSで銀行系は投資者保護機構の対象じゃないから不利という話をしている方がいます。確かにその通りなのですが、投資信託は分別管理されていますし、信託銀行が不正をしたりするということは金融庁は絶対に許さないと思います。(金融勤めなので金融庁にはびくびくしながら生きています…笑)

そのため、銀行でNISAを利用することにそんなに不安を感じていません。むしろ管理が一元化でき、将来判断力が衰えたりしたときも、ネット証券より分かりやすく良いのではと思うほどです。

クレカ積立はありませんが、ポイントに一喜一憂することがなく精神衛生上も良いですし、実は、抽選で毎月1,000円が当たるキャンペーンがあり、私は今年3,000円分頂いています。

積立額は書籍を参考に年間余裕資金を計算し、現金クッションを考慮し、NISAは月6万円積立しようと考えています。

ソニー生命のSOVANIは継続しようと思います。現在1万円を積立していますが、金額はまだ2年たっていないため変更できないので、引き継ぎ1万円を積立するつもりです。

月1万円の場合、私の所得税率は10%なので、

所得税40,000円×10%+住民税28,000円×10%=6,800円が所得控除できますよね。

これは利回りにすると、約5.7%なんですが、SOVANIの手数料が4.2%ぐらいなので、手数料は控除で十分賄えていることになります。(ざっくりですが…)

※ちなみに控除は月5,000円の積立が一番効率良さそうです。利回りにすると10%くらいになるので。

SOVANIの継続とともに、万が一の死亡保障200万円(迷惑料分くらい)を掛け捨て定期保険で20年かけることにしました。保険料は月450円くらいです。

1万円積立していくと、20年あれば200万円を超えますので、200万円を超えた時点でこの定期保険は解約する予定です。

また、SOVANIなんてやらずNISA全集中でいいのにという意見もあると思うので、ここに私なりの意見をのせておこうと思います。

まず、NISAは無期限となり自由度が高まったことから、優先することは大前提だと思います。でも併用することで様々なメリットがあると思います。たとえば…

  • NISA1,800万円のあと特定口座を利用すると利益は約20%がかかるので、特定口座よりSOVANIに入れる。一時所得になるので50万円以内で毎年引き出せば利益は非課税。
  • もし海外に暮らすことになったらNISAはできないけど、SOVANIははできる。
  • SOVANIに指定代理人制度をつけておけば、将来認知症や介護状態になっても、スムーズにお金の引き出しができる。(NISAだと解約金は預金に入るので、一般的には成年後見利用が必要)

というような感じです。

なので、SOVANIの年金支払い開始を95歳の上限に設定し、200万円を最低限の死亡保障として残しながら、50万円以内で引き出して利用しようかなと考えています。スイッチングも気軽にできるので、リバランスしやすいのも良いですよね。

現在個人年金を月7,000円積立しています。控除を利回り換算すると約8%ですね。

悪くはないのですが、個人年金は受取時に雑所得扱いになります。一括なら一時所得ですし、調整すれば非課税にできそうですが、面倒だなと。だったら今の控除をもっと大きくし、運用の中身も選べるiDeCoのほうがいいなと思ったのです。

会社の企業DCにマッチングすることも考えたのですが、マッチングできる金額が少なかったのでiDeCoを活用することにしました。

私はもともとiDeCoは好きではなかったです。途中で引き出せないことがネックだったからです。しかし最近、「老後資金を積立する」という目的に対し、NISA以上に適しているなと最近感じました。

途中で引き出しするということはNISAに任せれば良く、絶対に将来に残さなきゃという部分を今の所得税を減らしながら積立できることは、非常に合理的に思えます。

月1万円積立しようと思っていますが控除を利回りにすると、こちらは所得税・住民税合わせ20%の効果がありますよね。

しかも、受取時は退職所得か年金としてかそれとも併用か選べるのも良いですね。その時々で判断できるのは魅力があります。

ちなみに私はauユーザーなのでauのiDeCoをで先進国メインにNASDAQを混ぜて運用しようと考えています。

今ある個人年金は解約してNISAの一括購入に使う予定です。

ということで来年は

  • NISAを月6万円
  • SOVANIを月1万円
  • iDeCoを月1万円

積立予定です。個人年金の解約したお金と現在ある余剰資金から現金クッションを差し引いた金額約80万円はNISAの成長投資枠に充てるつもりです。

また、大好きなジュエリーを買うお金も別途用意するのですが、その話はまた別の機会にしたいと思います。

Thank you!
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